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2008.09.26 脚本家と役者
今演じている人物の事は殆ど分かっているつもりだった。ここ何週間か、ずっと一緒に暮らしてきたし、自分なりにそいつの過去、考え、主張、全部ひっくるめて自分に降ろしたつもりだった。

だからこその演技だったし、自分の演技に感情を載せたのもちゃんと意味をなした感情を載せた。

だけど、脚本家からすればその人物は自分の考えていた人物とは全く違うらしい。
この脚本家が自分の中に明確な人物像を持っていれば、「ああ、そうか」と作り直す事も出来る。いま自分の中に居る人物を殺して、新しい人物を作り出そうとも思う。だけど、彼の言う人物は「自分の脚本をこういう風に演じて欲しいから生まれた人物」であって、「脚本の流れ、脚本の中の設定で生み出された人物」では無いように俺は思えてならない。

脚本も立派な作品だし、その演じ方で自分の脚本が汚されると感じ、どうしても変更されたく無いのならば、俺は役者であってそれを演じる――言わば道具なのだから、何も言えない。

けれど、言わせて欲しい。

あんな台詞を言われただけで、瞬時のうちに心変わりするような人物だとは俺は思っていないし。そんな心の弱い人物だったら、自分の信念を一年間も突き通せないと。

ハッキリ言って、アンタの言葉じゃ、俺にはトドかねぇんだよ。

……主役として、舞台に立たせてもらえるだけ幸せですし、俺は直接言いたい事をちゃんと伝えたつもりです。それでも、自分の中の脚本という「一つの作品」を曲げたく無いのならば、同じ者を作り出す立場の人間として、それ以上は何も言いません。

彼の事は、脚本を書いた貴方よりも分かっているつもりです。
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